カザフスタンは中央アジア北部の {カザフスタン・観光・地域}

共和制国家。

かつてはソビエト連邦を構成する15共和国の一つ、カザフ・ソビエト社会主義共和国であったが、ソ連崩壊に伴い1991年12月独立し、国名に従来の地域名を採用してカザフスタン共和国と改称した。

面積272万4900平方キロメートル、人口は1495万3100(1999)。

住民はカザフ人が53.4%、次いでロシア人が30.0%、ウクライナ人3.7%、ウズベク人2.5%、ドイツ人2.4%、タタール人1.7%、ウイグル人1.4%その他である(1999)。

帝政ロシアの植民地時代はもっとも遅れた辺境の地で、19世紀末までは隊商の宿泊地以外に町がまったく存在しなかった。

首都は1997年までアルマトイ(旧アルマ・アタ)であったが、同年12月中北部のアスタナ(旧称アクモラ、ソ連時代の名称アクモリンスク、のちツェリノグラード)に遷都した。

現在は14州からなる。

中央アジア北方の草原地帯にあり、北はロシア、西はカスピ海、東は中国、南はキルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタンに接する。

北端はモスクワと同緯度にあり、南端は日本の東北地方とほぼ同緯度にある。

国土の大半は、カスピ海沿岸低地、トゥラン低地およびカザフ台地からなる。

東と南の国境には、万年雪と氷河に閉ざされた5000メートルを超える天山、アルタイ両山脈がそびえている。

大河にはイルティシ川、ウラル川、シルダリヤおよびイリ川などがある。また湖水も多く、その大部分は塩湖で、広大な内陸水域を形成している。

カスピ海、アラル海、バルハシ湖などがその代表である。

平野部はすべて中緯度の内陸乾燥圏に入り、暑くて乾燥した夏と、比較的暖かい冬とが交互するが、北部がなお厳寒というときに、南部の山麓(さんろく)盆地の果樹園では美しい花が咲いているといった、

自然のコントラストが強い地方でもある。

平均気温は、北部では1月零下19℃、7月19℃、南部では1月零下4℃、7月26℃である。

年降水量は全体を平均すると約300ミリメートルであるが、砂漠では100ミリメートルにも足らず、逆に山岳部では1000ミリメートルに達する。

したがって植物相は、北部では乾燥ステップ(短草草原)が広がり、南下するにつれて、砂漠、半砂漠の景観となっている。
update:2009年08月23日